屋上SKYDECK // RF
雨天決行の屋上バー。夜明け前の街を、傘の下から見下ろす。最後の一杯は、ここで。
- OPEN
- 04:00 – 06:00
- CAPACITY
- 300
- VIEW
- 360°
CITY.SYS // REBOOT 02:00–02:30 // ALL EYES CLOSED
午前2時、街の監視システムが三十分だけ再起動する。目が閉じたその隙間に、タワー07の地下から〈もうひとつの街〉が立ち上がる。一夜限りの電脳夜市。入場は、3,000名。
PROLOGUE序
THE CITY BLINKS AT 02:00
この街の監視カメラは、毎夜ちょうど午前2時に再起動する。所要は三十分。古い言い伝えでは、その刻を〈丑三ツ〉と呼んだ。街が、瞬きをする時間だ。
記録の途切れるあいだだけ、タワー07の地下に灯りがともる。帳簿に載らない屋台、値札のない闇市、ログの残らない音。再起動が終われば、夜市は跡形もなく消える。
私たちはその三十分を、十二時間の夜に引き伸ばした。一夜限り、三千人限定。あなたの足跡は、どこにも残らない。
ZONE_INDEX層
FIVE ZONES, FIVE DIFFERENT NIGHTS
屋上から地下二階まで。フロアごとに、別の夜が待っている。触れた層が、ひらく。
屋上SKYDECK // RF
雨天決行の屋上バー。夜明け前の街を、傘の下から見下ろす。最後の一杯は、ここで。
電脳回廊NEON CORRIDOR // 2F
光と影だけで組まれた没入型の回廊。歩くほどに、通路が姿を変える。二周目は、道順が違う。
屋台街NOODLE PROTOCOL // 1F
合成出汁の湯気が立ちのぼる、深夜専用の屋台通り。丑三ツ刻だけ出る〈丑三ツ椀〉は、三百杯かぎり。
闇市BLACK BAZAAR // B1
ジャンクパーツ、改造ガジェット、中古の記憶。値札のない取引が、ここでは日常になる。
音殻SONIC SHELL // B2
地下ホール全体が、一台の楽器になる。BPM 170 を超えたら、言葉は要らない。低音は、足元から来る。
SYSTEM_ARCHITECTURE断
SECTION VIEW // TOWER 07
屋上から地下二階までを一本で貫く、五つのフロア。エレベーターは一基。行き先は、自分で選ぶ。
雨天決行の屋上バー。夜明け前の街を、傘の下から見下ろす。
光と影だけで組まれた没入型の回廊。二周目は、道順が変わる。
合成出汁の湯気が立ちのぼる、四十八軒の屋台通り。
値札のない取引の階。ここでは、記録がいっさい残らない。
地下ホール全体が一台の楽器。低音は、足元から来る。
EXECUTION_PROTOCOL刻
夕暮れから夜明けまで。夜は、丑三ツ刻を頂点にした一本の線になる。スクロールで、夜が進む。
GATE OPEN
入口が開く。パスを端末にかざして、エレベーターへ。
LANTERNS ON
四十八軒の灯りが一斉に入る。湯気は、B1 まで降りていく。
BAZAAR UNLOCKED
値札のない取引が始まる。最初の一点物は、十分で消える。
SONIC SHELL I
BPM 150 から、ゆっくり温度を上げていく。
CORRIDOR INVERT
光と影が入れ替わる。最初の道順は、もう使えない。
THE BLINK
街の目が閉じる。全記録、停止。三十分だけ、夜市は本当の姿になる。
SKYDECK OPEN
雨の屋上へ。夜明け前、最後の一杯。
DAWN
再起動は、とうに終わっている。夜市は、なかったことになる。
ACQUIRE_ACCESS_PASS札
ハンドル名をひとつ決めてほしい。あなただけのパスが、この場で発行される。
開場までT-MINUS TO GATE OPEN // 2027.03.06 18:00 JST
02:00 – 02:30 // NO LOGこの時間、会場内の記録機器はすべて停止します。撮影・録音・配信はできません。